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2005年06月03日

災害対策の情報開示

 5月25日から3日間土木委員会の県内現地調査で中通り地方を北上し、甲子トンネルや土湯トンネルなどで人間の技術のすばらしさにふれました。
 気になったのは、災害復旧の河川工事の説明で、説明にあたる担当者が共通に説明することに、毎秒○○トンの流量まで対応できますとの言葉でした。
 確かに技術者にとってはそれが重要なのでしょうが、住民にとって必要な情報は、1時間○○ミリの雨量では○○時間まで洪水はおこらないといった情報のはずです。この点を質問すると残念ながらどの建設事務所も数字の即答がありませんでした。
 結果的に、どうやら福島県内では、工事が完成すると30年に1度の豪雨である、時間50ミリの雨量では洪水がおこらないのを目安にしているようです。ただ、これも時間50ミリで何時間継続するまで大丈夫なのかを説明されてません。
 災害対策が終了して、たとえば小さな河川で毎秒85トンの水量を排水できますと説明されれば住民は安心しきって、どんな豪雨で避難勧告が出ても避難をしなくなるでしょう。しかし、昨年の水害を見れば30年に1度の豪雨が全国で毎月おこったようなものです。工事が完成しても、現在の異常気象ともいえる集中豪雨に対応できる保証はないはずです。
 行政に望むことは、住民にとって本当に必要な情報である、具体的な数字の情報をできるだけ多くの住民に開示することだと思います。
 いったん災害が起こってから「想定を越える雨量でしたから」などの言い訳はいらない。

投稿者 yoshidakimio : 2005年06月03日 02:08


コメント

吉田さんが土木委員会になったことに納得いきました。これから夏におこる集中豪雨にたいして、住民が必要とする情報がすみやかに発信されるようなシステムができたらいいと思います。

投稿者 R. : 2005年06月04日 00:19



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